EC studio EC studio デザインブログ

2007年11月19日投稿者:谷 拓樹

Remember The Milk リローデッドを徹底解説!

EC studioではおなじみの「Remember The Milk」が
大幅にバージョンアップしました!
「リローデッド」と銘打つくらい、すごくたくさんの機能が
追加されています。

Remember The Milk 公式ブログではその9つの新機能が
解説されていますが、今回実際に使ってみた感想などを書いていきたい
と思います。

改良されたタスク一覧表示

まず最初に、タスク一覧表示のインタフェースの改良に取り掛かりました。大きなスクリーンを使うユーザが多いので、タスク一覧表示をよりワイドにしました。一覧の中に表示される新しいアイコンにより、繰り返しのあるタスク、ノートを持っているタスクを素早く判断することができるようになりました。また、キーボードショートカットを利用した操作性を向上するため、カレントのタスクに分かりやすいインジケータを追加しました。(実際に試してみてください。j は下移動、k は上移動、i はタスク選択です)

EC studioでは各個人のタスク内容を「タスク名を見るだけで分かる」よう
長い名前をタスクにつけています。その分タスク名が中途半端に
折り返したりして見づらいものでしたがテーブルの幅が広がって
見やすくなりました。

そしてタスクの頭についたマーク、これが実はくせもの。
ちゃんと解説読むまで分かりませんでした…。

というのは、はじめこのマークは「現在選択中のタスク」かなと
思ったのです。しかし違うタスクをえらんでも、マークは動かず・・。
おかしいな、と調べるとなんとこのマークは「ショートカットキー」を
使って動くものでした。

「j は下移動」「k は上移動」「i はタスク選択」という
ショートカットを活かすための機能ですね。
僕はショートカットをよく使うのでそれほど問題はないですが、
そうじゃない人にはちょっととまどってしまう
オマケかもしれませんね。

他にも「ノート」があれば「ノートのアイコン」
「繰り返し」が設定されていれば「繰り返しのアイコン」もついて
一覧だけでタスクの情報が分かるようになりました。

接続されるタスク

編集対象となっているタスクを瞬時に判断できるよう、編集対象のタスクと、右側のタスク詳細表示が線で結ばれるようになりました。特に、複数のタスクを選択している場合や、複数タスク編集モードを有効にした場合(編集対象のすべてのタスクが線で結ばれます)に見やすくなります。

これは選択中のタスク(リスト)の情報が、右側に四角いブロックで
表示されますが、従来だと「どのタスク(リスト)の情報」なのか
分かりませんでした。

それが今回の機能では、点線のコネクタでつながれるようになりましたので
ずいぶんと分かりやすくなりました。ぱっと見地味ですがこれは
すばらしいですね。
なんと複数編集モード(ショートカット:mキー)のときには
ちゃんと複数がつながれるんです。

これで巻き込み事故もずいぶんと減ることでしょう。

分かりやすい期日表記

タスク一覧に表示される期日の表記について改善しました。新しいフォーマットでは、現在時刻と期日の開きによって表記が異なります。例えば、21:00、今日、月曜日、11月26日、08年10月10日など。

これまですべてのタスクに付けられた期限が「YY月DD日」で統一されてましたが
期日の開き、要はタスクの期限が迫ると曜日や時間へと変わります。

確かに日にちだけだと、今日の日にちを把握してなければ期日まで
どのくらい離れているか分からないですよね。
でもたまに曜日だって忘れてしまうんですけどね…。

それでも「今日」と表示されたら「今日」やるしかないですね!

タグの管理

タグは、タスクを分類する上でとても柔軟な方法の1つです(一度に複数のタスクにタグを付加することもできます)。タグを既に利用しているなら、設定画面のタグタブにおいて、納得いくまでタグを管理することができます。名前変更、削除、複数のタグを1つのタグにマージするなど。

これは個人的にかなりツボでした。それはEC studio的にも。

タスクごとの担当者を、タスクに「@@名前」というようなタグを
付けて管理するという方法をとっているのですが、たまに間違えて
タグ付けすることもあるんです。
タグ名を間違えると、「担当者名タグ」ごとのスマートリスト
(タグ名でフィルタされたタスクの一覧)から外れてしまうので、
タスクを取りこぼしてしまいます。

正:@@名前
誤:名前、@名前、@@@名前、名前の漢字が違う、あだ名になっている…

で、今回の新機能。ただ間違えてつけたタグの名前を
一括で変更・修正をするだけじゃとどまらず、
なんと「マージ」することができるんです。

要は「タグのことなるタスク群を合わせる」ことができるんです。
マージできるので、少し間違えたタグになっていても修正しやすくなりました。

この機能でいろんな整理方法が考えられそうですね。

タスク一覧のタグ表示

私達はタグが大好きなので、タスクにどんなタグが付いているのかを簡単に見ることができない点を見直しました。そして現在、タグはタスク一覧表示で簡単に見ることができるようになりました。

これはEC studioの場合ブーイング!笑
先ほどの説明のとおり、普段はタスクに担当者名タグを
つけていて基本的にはそれを見ています。

つまり、「”@@谷拓樹”というタグが付いたタスクの一覧
(スマートリスト)」を見ているのにさらにタスクの頭に
「タグ名」がついてしまうわけですから、
タグ名は分かりやすくてもタスクが今度は分かりづらいのです。汗

でもちゃんとRemember The Milkは考えてます。
「設定」から表示・非表示はもちろん、「右側につける」という
設定もできます。すばらしい。

Atom/RSS/iCalendarフィードのプライベートアドレス

プライベートアドレスによって、それぞれのリストのフィードは、とても長くて複雑なURLが割り当てられます。このURLを利用するこによって、リストを公開することなく、RSSリーダーの購読や、Googleカレンダー上にタスクを表示すことができるようになります。この機能を有効にした後、それぞれのリスト(スマートリストを含む)のリスト詳細情報表示にて、プライベートなAtom、iCalendarフィードのURLを見つけることができます。

これは一番すばらしいかもしれません。

Remember The Milkの醍醐味のひとつは「リマインド」にあると思います。
SkypeなどのIMでのリマインドもおもしろいのですが、
日頃よく活用しているツール、GoogleカレンダーやGoogleリーダーでも
リマインドされれば、と思っていました。

これまでもこれらに対応していなかったわけではなく、
カレンダーにタスクも表示できたし、RSSリーダーなどでも
読み込むことができました。

が、しかしそれをするためには認証の問題もあって、
Remember The Milkにあるタスクを「公開」する、つまり
「誰でも見られる状態」にしないといけなかったわけです。

EC studioの場合、社内のタスクを管理しているわけですから、
それはなかなか厳しい問題でした。
※本当にコアな情報を含むタスクは別のドキュメントで
管理されていますけどね。

その問題の解決につながったのは、公開されるプライベートアドレスに
非常に長いURL文字列(ほんとに長い!)が割り当てられる、
という機能です。これはGoogle Videoなんかでも同じですね。

もちろん直にアクセスすれば見られるわけですので、
そのあたりのリスクはかわしつつGoogleカレンダーとの連携なども
試してみると良いのではないでしょうか。

完了したタスクのAtom/RSSフィード

完了したタスクのAtom/RSSフィードも利用可能となりました(iCalendarフィードは、既に完了、未完了の両方のタスクを含んでいました)。これらのフィードは、自分自身の進捗を追跡するためにも、他のユーザと共有しているリストの完了状態を確認するためにも、とても便利です。完了されたタスクのフィードを見つけるためには、「完了」リンクをクリックして完了されたタスクを表示する画面に切り替え、リスト詳細画面でフィードを確認します。

これもすばらしいですね。タスク管理は「今やるべきこと」だけでなく、
「何をやったのか」も重要です。

Remember The Milk ではそれが流れてしまう傾向に
あるのではないかと思うのですが完了タスクのフィードを
受信できればまたこれまでと違うタスク管理ができるのではないでしょうか。

スマートリストを利用した検索

スマートリストはRTMの最も強力な機能の1つです。検索した結果を特別なリストとして保存することができる機能です(スマートリストに表示されるタスクは、タスクの変化に合わせて自動的に更新されます)。スマートリストについても、全ての検索オペレータを利用することができます。

これもいい!スマートリストがなかったら
Remember The Milkは使ってないですからこの機能はいいですね。

「スマートリストを検索するスマートリストを作成できる」という新機能です。
これは公式サイトの解説がわかりやすいかもしれませんが、弊社の場合でいえば

「”企画デザイン”リストの谷拓樹のタスク(”@@谷拓樹”)」と
「”企画デザイン”リストの新免孝紀のタスク(”@@新免孝紀”)」
というのがあったとき、

「list:”@@谷拓樹” AND list:”@@新免孝紀”」にすれば、
両条件が重なるタスクが抽出できますし、

「list:”@@谷拓樹” OR list:”@@新免孝紀”」にすれば
いずれかの条件のタスクが抽出できます。

「+企画デザイン」というスマートリストを作りたければ
「list:”@@谷拓樹” OR list:”@@新免孝紀”」という検索結果を
スマートリストにすればいいですね。

これはあくまで弊社の例ですので、皆さんもいろいろ活用してみてください。

新しい検索オペレータ

Remember The Milkに新しい検索オペレータが追加されました。hasNotesはノートを持つタスクを検索するのに役立ちます。また、to, from, isReceived は、他の特別なRTMユーザとの間で、送信したり、受信したタスクを探すのに役立ちます。例えば、to:bobtmonkey のように。検索オペレータ一覧でより詳細な情報を確認してください。

hasNotes…「ノート」のあるタスクを抽出するオペレータ
to, from, isReceived …タスクの送受信情報でフィルタできるオペレータ

後者のオペレータは、そもそもタスクの送受信をあまりしたことがなので
生かせてないのですが、前者は便利ですね。
会社では別のドキュメントにタスクの詳細を移しているので
活用しにくいのですがプライベートでは結構「ノート」を
活用しているので便利かもしれません。

とにかく一押しは
「タグの管理」
「プライベートフィード」
「スマートリストを利用した検索」

ですね。
まだまだ僕自身使いこなしきれていないような気がしますが、
大幅なバージョンアップで活用の幅が広がり楽しくなりそうです。


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